2019年11月14日~15日。
WANOWA初となるツアーを開催しました!
↓ツアー当日の様子↓
↓これまでの記事はこちらをご覧ください↓
「WANOWAツアー vol.1」
ゆずの収穫体験。
「WANOWAツアー vol.2」
地元食材でランチ、トーク&ワーク。
ツアーもここから折り返しです。
阿部さん宅を後にし、台湾烏龍茶と飲茶が楽しめるお茶所「茶楽」さんへ。
こちらで頂くのは、10種類以上の野草をブレンドしたお茶「百寿茶」。
国造地区で採れた野草だけを厳選しブレンドしたこだわりのお茶です。
お店がある坪野町の高野山(たかのやま)からの伏流水を使って淹れた、至福の一杯を頂きます。
2018年4月にオープンした茶楽さんは、
小菅康雄(こすげやすお)さんがお茶を淹れ、
羽岡美由紀(はおかみゆき)さんが飲茶をつくられています。
お話し好きで明るいお二人の、優しい空気感に包まれたお店。
▲茶楽さんのお二人。お話しするだけで元気をもらえます。
お二人で古民家を大幅リノベーションしてお店にしたそう。
▲茶葉の下に改装前の写真がチラリ
古い物好きにはたまらないレトロな古時計や箪笥、立派な屏風など、
店内を彩るたくさんの家具やインテリアは、ほとんどが地元の人たちからの譲りもの。
▲玄関脇ではあひるちゃんがお出迎え
お店を訪れる地元の方々が使わなくなったものなどを置いていったり、
譲り受けていくうちに今の形になったそうです。
▲左奥の大きな屏風もなんと譲り物!
飲めば百年生きられるという意味の「百寿茶」。
早速頂きました。

淹れた瞬間、茶葉の香りがふわっと広がる百寿茶。
一口飲めば、厳選ブレンドされた野草のワイルドで複雑な味わいと、
茶葉の香ばしさが口の中に広がります。
とっても美味しいお茶で、わたしは今まで飲んだことが無い初めての味わいでした。
からだに染み渡ります。

 

そして今回は特別にマリンバ奏者の城田さんが、
マリンバの生演奏をしてくださいました!
城田さんは、国造ゆず団地の間伐杉を活かした、
木の音盤づくりのワークショップをされた際のご縁で、
今回の生演奏が実現しました。
▲マリンバ奏者の城田絵里子(しろたえりこ)さん
マリンバは木琴の一種で、アフリカを起源とし、ラテンアメリカで発展した楽器。
鉄製のパイプの上に並んだ木製の板を叩いて音を出します。
とっても大きい分音域も広く、幅広い音色を出すことができます。
普段目にする木琴では聴くことのできない、低い低音の音色が特徴的です。
美しい木の音色と弾く音の振動が心地よくからだに響きます。
ツアー参加者の方も城田さんと一緒に演奏を体験。

とっても和やかな時間でした。

 

最後は北陸先端科学技術大学院大学の森さんに、
WANOWAプロジェクトから広がるビジョンや今後について、
プロジェクトの根本につながるお話をいただきました。
▲北陸先端科学技術大学院大学 研究員の森 進太郎(もりしんたろう)さん
先程の木の音盤づくりのワークショップも森さんが企画をされています。
その場の一人一人が、このプロジェクトにどう関わっているのか、
自分にできることは何なのかを考えさせられた時間でした。
茶楽さんでの時間もあっという間に過ぎ、
バスは地産地消型イタリアンが頂けるレストラン「Sorisso(ソリッソ)」さんへ向かいます。

 

次回記事へ・・・

写真:丸岡亮・遠藤愛実 文章:遠藤愛実