JOIN(参加する)×JOY(楽しむ)=JOY’N

 

濱本さん、記事作成ありがとうございました!
<JOY’Nのこれまでの記事はこちら>
いよいよカタチになってきました!
JOY’Nハンドソープとサシェには、福祉事業所の利用者さんが描いた絵と文字を使用します。
今回はそれぞれの事業所とそこで仕上がったデザインを紹介します!
これまで、参加いただきました福祉事業所の皆様をご紹介します。
(※許可をいただいた方のみ掲載しております)
▲ラムダさん(2020/12/14撮影)
▲たいとう福祉作業所さん(2020/12/15撮影)
▲たいとう第二福祉作業所さん(2020/12/17撮影)
▲たいとう第三福祉作業所さん(2020/12/21撮影)
▲たいとう第四福祉作業所さん(2020/12/21撮影)
新型コロナウイルスの感染予防の為、同一の場所ではなく、制作スタッフが画用紙を持って各事業所を訪問し、事業所ごとに絵を描くことが中心になりました。
また接触回数を減らすため、訪れるメンバーもなるべく少人数としました。
制作期間は2週間!
なかなかの弾丸スケジュールで、キャライノベイトとJOY’Nプロジェクトメンバーはほぼ毎日のように顔を合わせながら、事業所を駆け巡りました。
事業所では年末のお忙しい中、皆さん温かく迎え入れてくださいました。
この場を借りて、ご協力いただき本当にありがとうございます!
そして最終日には、廃校になった旧柳北小学校の利用者の皆さんを迎え入れて、絵を仕上げていきました。
また東京新聞さんも取材に来てくださいました!
12月31日の大晦日に東京新聞に掲載された記事はこちら↓
<東京新聞 2020年12月31日>
障害者らが商品パッケージをデザイン 台東のメーカー、ハンドソープ発売へ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/77501
別々の場所で描いた絵にも関わらず、思いがけない出来事もありました。
例えば、ある方が曲線を描いたものに、別の方が目を描くと、まるでバトンのようにまた別の方が口を描き、偶然”アマビエ”が出来上がりました!
アマビエは疫病除けの妖怪と言われ、コロナウイルスの終息を願う象徴として話題です。
このコロナ禍にみんなで作り上げたものだからこそ、出来上がった絵だなと感じます。
1本の線から繋がるコミュニケーション。
デジタルにはない筆跡や色使いを見て、小学校の卒業アルバムを思い出し、懐かしい気持ちが呼び起こされました。
知的・精神・身体障害といった様々なハンディキャップを持った方々と協同でプロジェクトを作り上げることは、私たちにとって新しい挑戦でした。
他の地域でもこのような事例が今後増えていき、面白い発展があればと思っています。
JOY’Nはこれからも「参加」×「楽しむ」をキーワードに取り組んでいきたいと考えています。
次回の記事は、このプロジェクトのきっかけを作ってくれた就労支援室の望月さんにバトンタッチします!
次回もお楽しみに。

文章:太田優也