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2020年12月25日。
この日は、これまで福祉事業所の利用者さんや職員さん達で繋ぎ描いてきた絵が完成し、
利用者さんが一文字ずつ書いた「J」「O」「Y’」「N」のロゴが発表される日。

 

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発表会の会場は、台東区内にある廃校となった旧柳北小学校。
YouTubeで生配信を行いました!
出演メンバーは、台東区障害者就労支援室の望月さん(中央)と矢部さん、
たいとう第三福祉作業所の濱本さん(中右)、耕房“輝”の長谷川さん(右)、
キャライノベイトの太田(中左)、川嵜(左)の6人。

 

当日の動画はこちら≫

 

完成した絵は教室の後ろに展示しました!
みなさんで作り上げた絵が輝いています。
▲みなさんが描いた絵たち

 

出来上がった絵のひとつひとつにコメントをしていった濱本さんは、担当されているたいとう第三福祉作業所の利用者さんが描いたキャラクター「ねずくん」や「ひろしくん」を発見。
世に出ましたね、と画面の向こうの利用者さんに問いかけていた時の嬉しそうな表情が印象的でした。
その後もメンバーと掛け合いながら絵を見ていきましたが、解説の時間が足りないくらい全ての絵が主役だと感じました。

 

みなさんの想いのままに描いた絵は、たくさん重なり合って大きなひとつの絵となりました。
2020年の12月初旬から各事業所さんを周り出して、手指が冷える寒い中、皆さんに描いていただいたのですが、絵の中には桜が咲いていたり、大きな海が描かれていたり・・・
寒さなんて吹き飛ばすくらいエネルギッシュな絵たちを見て、みんなの想像力は無限大なんだと感じました。
決して一人だけでは作りあげられない作品です。
▲みなさんが書いた「J」「O」「Y’」「N」

 

そしてとうとう、JOY’Nのロゴに使われるBEST「J」「O」「Y’」「N」の発表!
望月さん、長谷川さん、太田が発表をしました。
それぞれの個性が光る文字の中から選ばれた「J」「O」「Y’」「N」がロゴとなって画面に映し出された時は、一文字ずつの存在感にわくわくが止まりませんでした!
また、画面に映っていないところでもたくさんの方々が協力してくれました。
楽しさだけではなく、たくさんの気持ちがあって、みなさんの力があってJOY‘Nがあります。

 

みなさんが作り上げてくれたJOY’N。
ついに香りの名前も決まり、3月にはハンドソープとサシェとして発売します。
みなさんのお手元に満足のいく形で届くよう、より一層精進して参ります!

 

次回の記事は、プロジェクトメンバーの耕房“輝”の長谷川さんのお話です。
福祉事業所の現場で働く方の立場から、現場のお話やJOY’Nへの想いを語って頂きます。

文章:川嵜詩穂