昨年は石川県能美市でのツアーを終え、さまざまな方々との交流がありました。
能美市の里山や自然と共に暮らし、活かしている人々によってこの景色があると実感しました。
今年もさらにWANOWAや国造ゆず、さらに関わった人それぞれにスポットが浴びるような活動を取り組んでいきたいと思っています。
そんなツアーで、ある方とお話しさせていただく機会がありました。
能美の里山ファン倶楽部
実はこのツアーにご協力いただいていたのは今回が初めてではなく、前回の話で思い出を共有する場面もありました。
あらためて山田さんがどんな活動をしているか、
またどんな活動をされていくのか、
そんなお話を今回させていただきたいと思っています。
能美の里山ファン倶楽部とは?
能美の里山を「守る・深める・活かす」日本一活力のある地域づくりを目指して
とメッセージがありますが、具体的にはどのような活動をされてますか?
里山の登山ガイドをしたり、ワークショップの開催などです。
現在100名以上のボランティアの方々と協力して活動を行っています。
山を登ってみたいという初心者の方から、何度も参加し交流を楽しむ方まで様々な方々が参加しています。
里山ファンクラブに入るきっかけはなんですか?
元々は服飾の仕事に就いていましたが、バードウォッチングツアーの仕事に興味が湧き、いしかわ自然学校のインストラクターの資格を取りました。
その後も環境調査などをする会社に勤め、動植物を学びました。
ちょうどその頃「里山」のワードが世間に知れ渡る頃で、地方では限界集落を迎える場所があり、
能美市が合併する時でした。
そして能美の里山ファン倶楽部で働くようになり、この場所で現在16年働いています。
現状について
例えば炭のワークショップは体験料金をいただいていますが、ワークショップだけでの収益には課題があります。
また、近隣にお住まいの方々にご参加いただいていますが、県外からの来訪者などを増やす必要があります。
今後について
人が増え、入ってくることで田んをぼ再生させ、山も同じく人が手を加えることで再生していくことが必要です。
そして活動で利益をうみ、商品作りなどにも取り組んでいきたいです。
WANOWAツアーについて
今回のツアーでの体験をお聞かせください。
キャライノベイトの皆さんのチームワークが見れました。
事前準備など細かく段取りしていただき、私たち現地スタッフは動きやすかったです。
ワークショップについては、もっと子供でも楽しめるような内容も見てみたいです。
山田さん、インタビューにご協力してくださり、ありがとうございます。
他にも多くの方々に支えられて完成したツアーでした。
これをきっかけにまた次の輪へ繋がっていけば幸いです。
季節によって収穫できるものや風景の違う里山。
山で採れる山菜、果物などによって昔から人々と共にありました。
今、それを後世に維持している人々がいます。
わたしたちもこれから大切にしていこうと思います。
文章 / 丸岡