好きな香りを自分でつくる、香りのDIYを目指して!
香りのいろはをお伝えしています。

 

前回の投稿からだいぶ時間が空いてしまいました、すみません!
前回のおさらい。
前回はトップノートについてお伝えしました。
前回記事「香りDIY vol.1」
今回はミドルノートについてお伝えします。

 

香りの移り変わりを大きく3段階に分けたうちの2番目にあたるのがミドルノート。
その香りのメインテーマを担う、最も重要な部分です。

 

ミドルノートとされる香料の種類は、トップノート・ラストノートと比べて最も多いですが、
その分類は正直曖昧だったりします。
一口にミドルノートと言っても、香り立ちの速さは香りによってそれぞれ。
ミドルノートの中にも早く香るもの、遅く香るものがあるのです。

そのため、配合や作り手の判断でミドルノートではない分類にされることもあります。
香り立ちが早いものは「トップノート」や「トップとミドルの間」とされたり、
逆に香り立ちが遅いものは「ラストとミドルの間」や「ラストノート」とされたり。
なのでそこまで堅苦しく考えず、自分の鼻を頼りに香りを調合することが大切です!
代表的な香りとして、
・ローズ、ラベンダー、ゼラニウムなどのフローラル系
・スギ、クロモジ、パイン(松)などグリーン系
・カルダモン、ブラックペッパー、ジンジャーなどのスパイス系
が挙げられます。

 

持続時間は肌につけてから30分〜1時間くらいが目安です。
ミドルノートを多く入れることで、香り全体のバランスが取れ、華やかな印象に仕上がります。

 

香りの骨組みとなるミドルノート。
自分用の香りを選ぶときは、ミドルノートを重要視してみると自分好みのものが選べるはず。
次回はラストノートについてお伝えします!

文章:遠藤愛実