2019年11月14日~15日。
WANOWA初となるツアーを開催しました!
↓ツアー当日の様子↓
↓ゆずの収穫の記事はこちらをご覧ください↓
「WANOWAツアー始動!vol.1」
ゆずの収穫を終え続いて向かったのは、
能美市地域おこし協力隊の阿部さんのお宅。
▲能美市地域おこし協力隊の阿部さん
阿部さんは宮城県仙台市出身で、10 年間東京の会社に勤めた後、
国造ゆずとの出会いをきっかけに石川県能美市の地域おこし協力隊として石川県能美市へ移住。
30 年以上無農薬・無化学肥料栽培の国造ゆずを育てながら、
能美市で自然の力を活かす農業と食の生産・加工・販売、そのための場づくりに取り組んでいらっしゃいます。
阿部さんが暮らすお宅は築90年の古民家。
少しずつ改装しながら暮らしているというそのお家は、
木の経年変化がいい味を出していて、
木造建築の良さと昔ながらの建具の味わいを感じます。
▲玄関脇の風景
隣の部屋から射し込む光がすり硝子を通して玄関に淡い明かりを灯します。
人が通るとシルエットが見えて、なんだか子供ようにワクワクしてしまいました。

 

こちらで地元農家さんの農薬不使用自然栽培のお米と、
新鮮なとれたてたまごの卵かけご飯で昼食。

▲ゆずの葉の箸置きがかわいいです
国造ゆずのゆず味噌も3種類。
家ごとに味が違うゆず味噌をご飯に乗せて食べ比べ。
▲左から、阿部さん宅の近隣ゆず農家さん家・塚田さん家・宮田さん家のゆず味噌。見た目も味も全然違います!
贅沢すぎる昼食です。

 

お米、たまご、ゆず味噌などを持ってきてくださった宮田農園さん。
▲とってもお洒落で気さくなお二人
地元の方々のお話を聞く中で、皆が口を揃えて言っていたのは、
「宮田さん家のお米を食べたら他のが食べられなくなる」

 

でも農薬不使用自然栽培のお米はそう多くは穫れません。
そのため現在は地元での販売、しかも近隣の方への販売でほとんど売り切れてしまうとのこと。

 

そんなお米を贅沢にご提供いただきました。
参加者の皆さんも、スタッフも、みんなでお代わり合戦でした。
昼食をいただいた後、国造ゆず農家代表の塚田さんにお話を頂きました。
国造ゆずへの想いを涙ながらにお話しくださった塚田さん。
WANOWAプロジェクトが始動して約3年。
初めて見る塚田さんの涙に、企画側の私たちもこれまでのことや沢山の想いがこみ上げ、
WANOWAというプロジェクトに対する気持ちが更に強くなった場面でした。

 

そして皆さんにWANOWAの商品を実際に使っていただきながら、
当社清水がスライドでWANOWAを紹介。

最後には、国造ゆずの精油と、枝葉から抽出したハーバルウォーター(ハイドロゾル)
を混ぜ合わせるミストづくりのワークショップを行いました!

 

アロマ調香師の瀬間さんから香りについてのレクチャーを受けながら、
一人ずつミストを作りました。
 
▲完成品と一緒にみんなで!

 

阿部さんのお宅を後にし、次は山の湧き水が流れるお茶所「茶楽」さんで、
地元の野草を使ったお茶「百寿茶(ひゃくじゅちゃ)」を頂きながらマリンバの演奏を鑑賞です。
次回記事へ・・・

写真:丸岡亮・遠藤愛実 文章:遠藤愛実